8月11日(金)の10時から11時15分まで、沖縄市福祉文化プラザで生涯局の山城玲子講師をお迎えして純粋倫理基礎講座を開催しました。
挨拶
会長挨拶では、日高二香会長が出席できず、代わりに仲宗根ひろみ推進長が挨拶しました。台風の影響で片付けがまだ残っている中、皆様にご出席いただき、ありがとうございます。今、私たちが最も気になっているのは、甲子園で行われていた沖縄尚学高校の試合結果でしょう。「勝ちました」という報告に、皆さんから大きな拍手が上がり、今年度最後の基礎講座です。しっかり集中して学びましょう、と締めました。
実践報告
諸見里支部のNさんは、前回の講座「直観を磨く」を受講して、朝、目が覚めるとサッと起きることを試みましたが、なかなかうまくいきませんでした。先月、富士高原研修所の生活倫理セミナーに参加した際、好印象な男性の生活倫理相談士と話す機会があり、朝起きが苦手なことを相談しました。その方からは、アラームを遠くに置くことを勧められました。現在その方法を実践しています。また、来年度からは子育て委員長としての役割を引き受けることになり、一所懸命頑張ります。と話されました。
講座 生涯局 山城玲子講師
現代では何が起こるか分からない状況が多くなっています。ですから、前回の講座で学んだ直観を大切にして行動することが大切です。私も以前、主人にも勧められて婦人部長として活動を始めた際、指導を受けました。その中で、朝目が覚めたらサッと起きること、ご主人や支所長、研究員に拝(はい)の実践をしました。その結果、息子が中学生の時、成績が学年で一位となり、欲しかった自転車を購入することができました。担任の先生からの依頼で、この経験を学級懇談会で話すと、講演会のチケットが売れ、数人が入会してくれるなど、大きな影響を与えることができました。ですから、朝目が覚めたらサッと起きる習慣を持ちましょう。
今日の第6講は、「生活倫理相談」と「倫理体験」についてです。「生活倫理相談」とは、生活上の苦難を自分の力で解決し、より充実した人生を送るための支援をすることを指します。苦難の原因はわがままから生じます。わがままをせずに正しく暮らせば、苦難を避けることができます。苦難そのものが美であり、善であるといいます。苦難は人をより成長させるために現れるものです。苦難に真正面から向き合い、その本質を見極め、一つひとつ正しく切り開いていくことが大切です。
純粋倫理とは、今この瞬間を生きることです。過去には戻れず、未来には行けません。ですから、今、目の前にあることに集中して取り組んでいきましょう。と講話を締めました。
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