4月8日(金)19時から沖縄市社会福祉センターにて純粋倫理基礎講座第16講~生活倫理相談と相談士~が生涯局教育企画部の和田光毅研究員を迎えて開催されました。
実践報告は、登川試行会場リーダーの金城フサ子さんが立ち、前回のテーマ「喜働」の報告を行いました。
週2回、娘家族に食事を届け、娘夫婦が少しでも楽になる為の実践です。娘の家では、食器洗い、掃除、孫にメッセージを書き帰宅。その後、会員宅へしきなみ短歌を届け、18時に息子を模合へ送り届ける。一日中、動き回っています。ただ生きているのか、本当に生きているのか喜働の実践に取り組んでいますと報告しました。
和田研究員による講話では、以前は、生活倫理相談を個人指導と云っていましたが、創立60周年の節目に指導員を廃止し生活倫理相談士を設けました。
苦難に対して、
①苦難には原因がある
②苦難には意味がある
③苦難は美であり善である。
と苦難の意義を説明し、生活倫理相談を受けるよう促しました。
また、苦難解決の要点を
①苦難に真正面から向き合う
②苦難の本質を見極める
③1つ1つ正しく切り開いてゆく
と解説し、相談士に依存することなく貴方自身で気付いていくことが大切ですと付け加えました。
そして、来談者だけではなく、相談士自身も生活倫理相談を通して自分のことに気づかされます。
苦難は、その時、その場に私に必要な倫理です。自分の、自分がという思いがとれていくと思います。
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