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第10回 YouTubeおはよう倫理塾

9月23日(木)5時半から第10回YouTubeおはよう倫理塾が開催されました。

初めに、日高二香会長の挨拶で「おはよう倫理塾が休みになって4ヶ月が経ち、1月から始めたYouTubeおはよう倫理塾も10回目となりました。今回は、9月から新しく講師になられた仲村和也講師に講話を頂き、実践報告は、宮古島で撮影した動画を編集して配信する試みを行います。これからも新しいことに取り組み、元気にコロナ禍を乗り越えて行きましょう」と話されました。


続いて、家庭倫理の会 宮古島市のT(79歳)さんによる実践報告では、夕食後に咳きこんで吐血し、救急車で運ばれた病院の医師から、「胸に腫瘍が出来ています。手術をして、抗がん剤治療をすることで2年間は大丈夫です」と言われました。51年前にも癌になり、抗がん剤を打ちました。副作用で髪の毛は抜け、口の中は爛れ、辛い思いをしています。息子夫婦に、末期癌といわれたが手術を勧めないで欲しいと頼みました。

息子は「お母さん大丈夫。今迄もどんなことでも乗り越えてきたじゃない」と心強い言葉を言ってくれました。


翌日から死の準備です。78年間大切にしてきた物を全部捨て、タンスには着物1枚だけが残りました。

孫がおばあちゃんの病気を治してあげると御守りをくれました。

私が1番勇気づけられたことは、細胞は3ヶ月で変わるということです。食事にとても気を付けました。

倫理の指導もT講師に受けました。ご両親に感謝することです。家族の愛情、友人達の心遣いに感謝です。


3ヶ月後、病院へ行くと、黒い物体が消えていました。倫理をお伝えすることが私の使命だと思います。有難うございました。


生涯局仲村和也講師による講話では、Tさんは癌の告知を受け、純粋倫理を徹底的に実践して成就した要因が3つ有ります。

①自分で治すという信念

万人幸福の栞 第15条『信成万事』にある「きっと出来ると思う。苦難に立ち向かうと決意する」

Tさんの決意は、息子さんの「お母さん大丈夫。今迄もどんなことでも乗り越えてきたじゃない」という言葉から勇気を得ました。

信じると成就する例を紹介します。ブルーローズ、自然界には青いバラが無かったのをサントリーの研究者達が青いバラを誕生させました。アメリカでは「無理」と言う否定的な言葉をブルーローズと言っていました。日本でブルーローズが誕生したのをきっかけに花言葉が変わりました。「夢は叶う」です。


②免疫力を高める

Tさんは、体温を36度以上にあげる為に、40度以上のお風呂に20分間浸かる実践をしました。

笑うことも免疫力を上げる効果があります。フランスの劇作家シャンホールが「毎日の中で1番無駄に過ごした日は、笑わなかった日である」と言っています。

村上和雄先生も「NK(natural killer)細胞は癌の細胞をやっつける細胞です。笑うことで神経ペプチドの生産が盛んになってNK細胞の表面に付着することで免疫力が高まる」と話しています。


③感謝

Tさんは、栞1条ずつ照らし合わせて実践しました。60周年記念式典に参加出来たことが、とても嬉しかったと言っています。そして、倫理を伝えて普及していくことが使命だと言っています。


最後に仲村講師は、「倫理が世の常識になるようみんなで広めて行きましょう」と呼び掛けました。




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