4月23日(日)5時30分〜6時30分まで、中の町公民館にて、合同おはよう倫理塾が開催されました。
日高二香会長は、挨拶の中で、生涯局の大濵昌子講師を「泉のように湧き出る体験の持ち主で、パワフルな講話をされる」と紹介。
実践報告者のUさんについて、昨日の行事で、「幸せな人は、手を挙げて下さい」という呼び掛けに、唯一、手を挙げていたのが、彼女でしたと紹介。
その後、倫理は、家に帰ってからが、勝負です。生活倫理相談を受けたら、そのまま受け止め実践することが、大事ですと、挨拶をまとめました。
実践報告に移り、Uさんは、家族の紹介の後、入会の動機は、子育てセミナーへの参加でしたと、述べました。
彼女は、幼い頃は、お転婆娘で、親に迷惑をかけたこともあったそうです。
倫理入会後、しきなみ短歌会にも入会。短歌作りをする中で、母に短歌を添えたハガキを送ると、喜んで貰えると思い、10年余続けたそうです。11年目に、母が亡くなり、短歌通信は終了。130枚のハガキを、柩に添えることが出来て、母親孝行になりましたと、語りました。
最後に、母無き後の心境を次の様に詠まれました。
思春期は吐き出す吾のゴミ箱となりたる母の心わからず
大濵昌子講師の講話では、先ず、家族を紹介。その後、両親が台湾出身で、祖父が戦前、パインと水牛を石垣島に、持ってきたエピソードも紹介。
平成3年に、子育てセミナーに参加。その後、入会とのこと。
33年前、子供服の店を開店。売り上げが、1億円も突破する等、繁盛していて、お手伝いさんも雇っていたという。
夫は尻に敷き、子供達には、食事は作らず、菓子パン等を与えていたという。そのような中、長男の様子がおかしいと、学校から呼び出される羽目に。
そこで、研究員に、生活相談を受けると、「このままでは、今に大変なことになるよ」と言われ、猛反省。
仕事は半分に減らし、消防士の夫の弁当作りを始め、子供達の朝ご飯や味噌汁を作る等の実践を開始。
その結果、肥満児で、いじめられることもあった長男は、学級委員長になり、バスケ部のキャプテンにもなるという大変化が起こったという。
その後、夫との馴れ初めのエピソードを語り、昌子講師が妊娠する度に、夫が代わりにつわりになるという珍現象を紹介。
そのことで、倫理相談を受けると、「貴方の身代わりとして起こっているのですよ。感謝して、これまでのわがままを謝りなさい」と言われ、その通りに実践したという。
その様な実践から、息子4人の内3人が結婚し、末息子は、倫理研究所に入所。孫達にも恵まれ、夫は役所で、部長にまで昇進することが出来たとのこと。
最後に、「倫理は間違いなしです」と力強く、講話を締め括りました。
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