６月２７日（日）第７回子育てセミナーをＺｏｏｍにて開催されました。
子育て委員長による挨拶では、「緊急事態宣言により今回もＺｏｏｍでの開催になりました。なかなか直接会ってお話しすることができませんが、中村利律子講師と沖縄中部の会役員、子育て委員の皆さんのおかげで子育てセミナーを一度も中止することなく開催できています。慣れないＺｏｏｍは難しいと思いますが楽しんでいきましょう」と述べました。
中村利律子講師による講話では、「反抗は決して悪いことではありません。子供は反抗して大人になるのです。親から独立し、友人をつくり、集団に属することで、自分を発見する役割を求め『自分らしい自分』をつくる作業をしていきます。子供の反抗期は大人になるために是非とも必要な一つのプロセスなのです。
①子供の心の自立を妨げない
②子供の反抗に堂々と立ち向かう
③精神的な自立（反抗期からの卒業）
子供が親から精神的に自立して自信とゆとりを手にした結果、強く反抗していた子供でも、たくましく、親思いの優しい息子や娘に成長します。子供がより高い成長の段階を進めるために、今までの殻を破ろうとしているのです。親たちはこうした子供の成長に歩調を合わせて、我が子の成長を喜んで、温かく見守っていきましょう。また、親が子供に対して『大丈夫』『きっとこの子は前に進める』と希望を持つ、明るいイメージを持つことが大事です」と話されました。
今回も緊急事態宣言が発令され急遽Ｚｏｏｍ開催となりましたが、熊本県、うるま市、那覇市からも参加があり、「今回も勉強になった」「グループトークでストレス発散できた」「次回も参加したい」などの感想があり、グループトークも盛り上がりました。
最後に日高二香会長から、「親から言われた大丈夫という一言は、他人から言われるよりも雲泥の差があることを体験しました。親という絶対的な味方がいる、どんなことをしても戻る場所があることは、自分にとって本当に命の源だと感じました。“何でもこい”という気持ちで向かい合っていただけたらと思います。
家庭倫理の会では、毎月子育てセミナーをやっています。また、現在は自粛中ですが、毎朝５時から『おはよう倫理塾』もやっています。心の勉強は、今後自分の人生において迷ったとき、自分が選択をするときに力になります。皆さんと一緒に学べる機会があればと思います」と述べました。
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