3月17日(水)5時15分より、会事務所にて開催されました。
稲福ひとみ講師による講話では、8歳年上の夫、子供4名、孫6名と家族構成を紹介。夫は、煙草の卸売業で、2代目との事。その後、テーマを栞13条の「反始慎終」として、講話を進めました。
父親は読書好きで、自分もそれを受け継いでいるそうです。 父親が30代の頃、結核を患い、療養の為に、東京の療養所に入所。その費用は祖父が工面してあげたそうです。やがて、病気が完治して沖縄に帰ると、何か祖父のためにできることはないかと考え、脱穀機を製作してプレゼントしたところ大変喜ばれたそうです。脱穀機を前に記念撮影された写真を披露し、当時のことを話しました。
ところで、次男の結婚式は、読谷村のリゾートホテルで行われたようですが、当日は大雨が降り、うまく行くか心配したそうです。その時、ふと祖父のことを思い出すと、突然雨が止んで晴れとなり、無事に結婚式が開催できたとのことで、これは祖父に繫がったことによる奇跡だと思ったそうです。
「子や孫に、祖父母のエピソードを語り継ぐことや家系図を作ること等で、己の生命の根元(もと)にさかのぼることができます」と講話を締め括りました。
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