12月17日 5時より会事務所にて男性おはよう倫理塾が開催された。講師は、上原ハツ子生涯局副参事(家庭倫理の会豊見城市)。参加者9名。
上原副参事は、冒頭、「七つの原理」とその中の「全一統体の原理」について、『丸山敏雄全集』をひもといて学ばれたことを話された。
その後、倫理に触れた26年前のことを話された。当時、中学三年生の息子の問題行動に悩んでおられたという。体育館の窓ガラスが割られる事件があり、息子が関わっているとのことで学校に呼び出された。その後、親子共々警察の取り調べを受けるようになって、ノイローゼのような状態になっていたとのこと。そのような時に知人から「朝の集い」に誘われ参加。講師の指導を受け、 毎朝誰よりも早く会場へ行き、学校の正門周辺の清掃、公衆トイレの清掃等の実践を続けたという。
そして、子育てのことは何でも夫に相談することにしたという。その結果、息子は無事中学を卒業。泊高校定時制に入学。入学後、サッカー部で活躍し、大学にも進学。10年前に司法書士試験に合格。現在は、独立して事務所を構えているという。
6年前には夫に胃ガンが見つかり、ステージ5と言われ、手術を行った。
そんな夫婦の苦難を救ったのが、短歌だったという。副参事は、しきなみ短歌会の講師と選者の役職を引き受けている。その際、選者としてコメントを書く時に、作品の評を夫に手伝ってもらっていて、そのことが夫の生き甲斐みたいなことになり、病を克服し元気に過ごすようになってきているという。
自分自身も、6年前に乳ガンを患うも、周囲に告白すると色々なアドバイスや情報がもらえて良かったとも話された。肝っ玉母さんのような講話でした。
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