令和8年度 辞令交付式
- 広報委員会 家庭倫理の会沖縄中部

- 9月14日
- 読了時間: 3分
新たな時代の幕開け、今こそ変わる時 ― 金城えい子代表、辞令交付式で力強いメッセージ
9月14日(日)うるま市民劇場響ホールにて開催された家庭倫理の会沖縄県の辞令交付式において、金城えい子代表が登壇。今年は「戦後80周年」と「倫理研究所創立80周年」が重なる歴史的な節目であると語り、私たち一人ひとりが新たな一歩を踏み出すための、力強く、希望に満ちたメッセージを贈りました。
「生まれ変わりの年」を迎える準備を
金城代表は、現在は過去の過ちが許される「恩赦(おんしゃ)」の時期であり、来たる午(うま)年は、天馬ペガサスが悪いものを運び去り、新しい光をもたらしてくれる「生まれ変わりの年」になると語りました。「今、自分自身が変わらずにいても、時代の大きなうねりの中で、人は変わっていくのです」と、変化の波に乗ることの重要性を説きました。
「苦手」を乗り越え、新しい自分へ
そして代表は、この絶好の機会を活かすために「今までできなかったこと、苦手なことに挑戦してほしい」と会場に強く呼びかけました。「『苦手』という意識が、実は自分の成長を妨げる悪癖を作っているのです」と指摘し、「靴を揃える」「毎日『ありがとう』と感謝を伝える」といった、ほんの小さな実践を毎日続けることで、半年後には必ず自分自身の成長を実感できると約束しました。エネルギーに満ちた会場で誓うその決意が、未来を切り拓く大きな力となると、参加者一人ひとりの背中を押しました。

輝く先輩たちに続く道
式典では、長年にわたり会を支えてこられた参与・副参与の方々が登壇。最高齢97歳を筆頭に、70代、80代の皆さんが元気溌剌と自己紹介する姿は、まさに人生100年時代の輝く手本でした。金城代表は「全国を見てきましたが、沖縄の皆さんが一番輝いています。この元気な先輩たちの存在こそ、私たちの会の宝です」と、その功績を称えました。
「新たな結びの世紀へ」— 川又主事、未来を見据えた活動の4つの柱を示す
令和8年度沖縄県辞令交付式にて、倫理研究所 普及開発部の川又寿久主事が登壇し、創始80周年の節目を迎えた本年度の活動に向け、力強い激励の言葉を贈りました。今年度を「大きな改革への準備の年」と位置づけ、「新たな結びの世紀へ」というスローガンの下、「純粋倫理を沖縄の常識にする」という目標達成のための具体的な4つの柱を掲げました。
第一の柱は「活動の更なる充実」
各地域の特性を活かした自主的な運営を基本とし、「人を大切に、仲間と共に」の精神で連帯感を深め、社会の分断を乗り越え共存共栄を目指す活動を推進します。
第二の柱は「倫理実践者と倫理体験の創出」
普及の目的は、単に会員を増やすことではなく、実践を通じて幸せを実感する人を一人でも多く育むことにあると強調。「学ぶ・試す・語る」のサイクルを確立し、倫理体験の質と量を高めていくことを目指します。
第三の柱は「地域連携と教育力向上」
全国に先駆けた沖縄県の取り組みをさらに発展させ、コミュニティスクールや行政と連携し、特に子育て支援の分野で「地域から必要とされる団体」としての役割を果たしていくことが期待されます。
第四の柱は「若手の育成と世代間交流」
次世代を担う若者の育成はもちろん、世代を超えた交流の場を積極的に創出します。青年向けの研修やシニア向けの「華風大学」、世代横断の小さな集いを通じて、知恵と経験が受け継がれる温かいコミュニティづくりを進めます。
最後に、川又主事は生涯局のメンバーを映像で紹介し、一丸となって活動をサポートする姿勢を示しました。改革への期待と少しの不安が交差する中、未来に向けた明確なビジョンと温かい激励の言葉は、参加者一同にとって大きな励みとなりました。






























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