12月6日(月)の嘉手納支部のおはよう倫理塾に鈴江章局長が入り、講話を行った。屋良小学校地域連携室に、25名が参加した。
はじめに、満100歳の山城ウメトさんが実践報告に立ち、「まだ100歳です。倫理を学ぶ前は、話し下手で人前で話しができなかった。皆と楽しくやっているのが最高。怒った事がない」等、ジョークを交えて報告した。
その後、局長が登壇。「倫理をもっと普及させましょう」と述べた後、『万人幸福の栞』第12条の「捨我得全」に関連し、捨てることのポイント等について話された。すなわち、対立している事物に関し、受け入れる(受容)ことが、生成発展につながる、と説明。栞の例話にある船乗りは、「死を受け入れた結果、死の直前にあった脚気が、一時に直るという好結果を生んだ」と指摘した。
さらに、「受容(受け入れ)」のポイントについて、
①純情(すなお)になること。そのための実践項目が、「明朗・愛和・喜働」である。
②苦難について、原因がある。意味がある。苦難そのものが美であり、善であるととらえること、等と解説した。
最後に、まずは家庭を良くしましょう。それを地域に拡げる要と述べ、朝だけに学びがあるのではなく、今の時代に相応しい学びの在り方も、あるのではないかという問題提起もあった。そして、ウメトさんがいる沖縄中部は、日本一の会です、と締めくくった。
Comments