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中北支部 「倫理な怪談話」

5月2日(日)15時から北中城村社会福祉センターにおいて2回目の倫理の集いを開催しました。若い未会員のママさん3名を含む18名の参加は、沖縄中部のテーマ「根を広げ 花を咲かせる」を意識して呼び掛けてきた成果でした。


今回は奇抜な才能と滲み出る穏やかなお人柄の太田純二副推進長を講話者にお願いしました。

自己紹介では、倫理法人会役員時代の3年間を経て家庭倫理の会へ入会に至った状況や心境を話されました。純粋倫理の更なる学びを求め沖縄中部の扉を叩いたエピソードや深い信仰心とも思える内容にうなずきながら聞き入りました。


本題の講話は仏教の話しを交えた怪談話で、ある女性教師の実体験のお話でした。

仏教では人間が生まれ変わる少し前、名前を求めてさまよう求名霊(ぐみょうれい)になり、私に名前をつけてください、両親になってくださいと探し求めOKが出れば、お腹に宿って生まれてくると言われています。

胎児の頃の体内記憶がある子は、喋れるようになって「ねぇ、ママ、ぼくはお母さんを選んで生まれてきたんだよ。僕を生んでくれてありがとう」と覚えている子がいます。子供は、反抗期になると「生んでくれと頼んだ覚えはない」という子もいますが、この話のように、本人は覚えてないだけで、「子は自分で親を選んで生まれてきた」と考えれば、親は子供に選ばれたのだから、子供をもっと大切に育てていかなければならないと思うでしょう。そして、子も親を自分で選んだのだから、自分を受けとめ宿してくれた親に感謝の気持ちを持つことが倫理的に大事な実践です。私たちは自分で親を選び、子に選ばれて親になる。ご自身の子育て奮闘談も交えての講話はとても深イイ話でした。


20代・30代の初参加の方から「夫婦関係を良好でいられるようにしたい」「人生において為になるお話が聞けて良かった」「素敵な講話をありがとう」など伺うことができました。


中城・北中城地域の子育て世代へ純粋倫理の学びを広げていく取っ掛かりとして、中城村子育て支援センターでの「子育てセミナー開催」実現に向け計画通りの足がかりとなりました。




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