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未来教育フォーラムin沖縄 ~未来へつなぐ家庭の薫化~

4月17日(日)アイム・ユニバースてだこホールにて未来教育フォーラムin沖縄が、丸山敏秋理事長をお迎えして開催されました。参加者590名で、うち照屋義実沖縄県副知事をはじめ、県内市町村長、教育関係者90名の来賓がありました。会場入り口には琉球放送㈱から寄贈された祝花が飾られ彩を添えました。

冒頭に舞台スクリーンでは、これまでの沖縄県における教育フォーラムの取り組み映像が放映され、続いてスペシャルメッセージとして、城間幹子那覇市長、當山宏嘉手納町長、新垣邦男衆議院議員からお祝いのメッセージ映像が放映されました。

主催者としての挨拶に立った家庭倫理の会沖縄県の金城えい子代表は、「コロナ禍の中で再三にわたり開催が延期された今回の教育フォーラムを無事開催されることに心より感謝申し上げます。本日のフォーラムを開催するに当たり、沖縄県の28市町村からの後援と首長の皆様の熱いメッセージをいただき感謝申し上げます」と述べ、「今後の沖縄県の家庭教育を共に考え、取り組んでいく活動の輪が大きく広がっていくことを祈念します」と挨拶されました。


来賓を代表して照屋義実沖縄県副知事、松本哲治浦添市長が祝辞を述べました。

照屋副知事は、「私も40代から倫理法人会の会員です。『やーなれ~ふかなれ~運動』は沖縄県教育委員会の家庭教育支援推進の取り組みでもあり、子供の健やかな成長にとって、家庭教育は何よりも大切です。家庭倫理の会の今後の活躍と発展を祈念します」と挨拶されました。

松本浦添市長は、「私も倫理歴18年の会員になります。倫理の学びが現在の市長の役職に非常に役に立っています。今回のフォーラムの開催地の市長として嬉しく思います。『世界の平和は、家庭から』共に力を合わせて取り組んでいきましょう」と激励の言葉を述べました。


講演の第一部では、「医療現場から見る家庭教育」をテーマに那覇市立病院の新垣律子小児科医師とマンマ家クリニックの久高学院長によるハートフルトークが行われ、若いお母さんにメッセージとして「親の姿を見て子は育ちます。お母さんがもっと自分の人生を楽しんで欲しい」とアドバイスがありました。

続いて、「家庭教育に望むもの」と題して、㈲スキップヒューマンワークの喜納康光代表によるヒューマントークが行われ、自国に誇りを持たせる教育が世界平和につながると教育の大切さを訴えました。

講演の第二部では、一般社団法人倫理研究所の丸山敏秋理事長が演台に立ち「未来につなぐ家庭の薫化」と題して講演を行いました。

初めに、コロナに対する対策は、自己免疫力を高めるための自助努力が必要ですと話されました。

続いて、子供の教育は、家庭での親の役割が大切です。特に幼児期の教育環境が大きく影響しますと家庭教育の大切さを訴えました。また、シュタイナー教育から家庭において魂を育む教育の大切さ、人は魂に栄養を与えられて人間になっていく、子供に問題があれば、まず、親自身が自らを振り返る必要があります。そして、子育てにはマニュアルはありませんと、未来の子供達を育む大事な2つのポイントを上げました。

1. 子供たちの感性(センス・オブ・ワンダー)をもっとはぐくむ。

2. 「心の根」をはぐくむ。「根の教育」が大切です

とスクリーンに子供達の短歌を紹介し、最後に「暖かく、穏やかで、和やかで、澄んだ家庭の空気が、匂いが衣服に染みこむように、子供の心に浸透します」と家庭における「薫化」の大切さを訴え講話を結んだ。

エンディングでは、子育てに関わる若い委員の皆さんによるハンドベル演奏があり、子供たちの明るい未来を願いキロロの「未来へ」を演奏し、心の響く音色に感動のなか講演会を終了しました。





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